2014年11月9日

LINEで位置情報を送るには

情報モラルの講座で、学校側からの要望が多くなったLINE。
みなさん、意外にLINE誕生の理由をご存知なくて
その話をするとびっくりされる方が多いんです。

LINE誕生には東日本大震災が大きく関係しています。
「災害時、電話がつながりにくい状態でも安否確認ができるツールに」
ということで開発されたアプリです。

いろいろと問題になっている「既読」の機能。
これも、返事を書く余裕がないときでも
メッセージは見たよということだけでも
伝えられるようにするためです。

こういった由来をお話しすると、LINEって正しく使わなきゃ・・・って
思ってくれるようです。
(間違った、または作り手の想定外の使い方をされるんですけどね)

LINEには位置情報が送れる機能があるのですが、
それも、災害時や事故・事件に遭遇したときに
自分の居場所をすぐに知らせることができる便利な機能なのです。

いざという時、
家族に「ここにいるよ!」と送れるように
練習をしてみてもいいかもしれません。

まずトーク画面の左下「+」のボタンをタップ。
出てきたメニューから
「位置情報」をタップします。

自分のいる場所の地図が表示されるので、
「この位置を送信」をタップ。

※例えば、待ち合わせ場所や
お店の場所を教えるなど
現在地ではないところを指定するときは
上の検索ボックスに住所を入力して
地図を表示させてから
「この位置を送信」をタップします。 

←こちら、自分の画面。
位置情報で指定した住所が
トークの中に表示されています。
こちらが相手の画面。
自分の表示と同じですね。

位置情報をもらった側は、
この住所部分をタップすると・・・

地図が表示され、
指定した地点にマークがついています。

私は、iPhoneとAndoridスマホで
やりとりをしたので、
こちらはAndroidの画面キャプチャーです。

この画面、右上の縦「・・・」をタップすると、
このままマップを起動できたり、
経路検索ができるので、
迷子になっても大丈夫。
こちら、iPhoneの画面。
同じく右上の「・・・」をタップで
この表示になります。

安否確認のひとつの手段として、
この機能を知っておくと安心ですね。

なびりん


0 件のコメント:

コメントを投稿